令和元年後期保育士試験実技を受験してきました!当日の流れや注意点は?
10月に保育士試験(一次の筆記試験)を受験し合格、12月8日(日)に二次の実技試験を受験したので、当日の様子や流れ等をレポートします。
⚠️あくまで今回の試験での個人的な感想や見解です
実技は、造形、音楽、言語の3つの科目から2つを出願時に選択します。私は造形と言語にしました。
造形はピアノなんて小学生の時以来弾いてないし、ギターも少ししか触ったことないし、そもそも家に楽器ないし、下手だけどイラスト描くのは好きだったから練習すれば何とかなるだろう!言語は台本作って覚えれば何とかなるだろう!という理由です。
カラオケですら音痴なのに弾きがたりとか無理すぎる…。
当日の流れ
私は東京都で受験したので、実技試験の会場は板橋区にある東京家政大でした。
最寄り駅は埼京線十条駅と都営三田線新板橋駅です。
私は8時過ぎには十条駅に着きましたが、かなりの数の受験者がぞろぞろと歩いていました。
途中試験スタッフが道案内していました。
【8:10 東京家政大到着】
門の前には既に整列した大勢の人達が!
ある程度の人数が整列したらスタッフに誘導されてガイダンスの部屋に向かいます。
4列に整列してしばらく待っていたらスタッフが
「じゃあこの道まっすぐ行ってくださいね!スタッフがいるので!」
120人くらいですかね…?
ザッザッザッザッと整然と行進する様子が軍隊のようだと思いました…
が、今思うとアレはコ〇ケの入場列を彷彿とさせる…←15年くらい前までしか知らないけど、いまもきっとそうだろう…
延々と行進して部屋に案内され、番号などは関係なく奥から詰めて座りました。
【8:30 ガイダンスの部屋に到着】
座った席には実技試験の手引きと、東京都から?の保育士就職のチラシが置いてありました。
ガイダンスが始まるまでに自分の受験番号をチェックして試験の開始時間を確認します。
マーカーペンがあるとベストですが、何か筆記具があれば〇をしてチェックすればいいかと。
私の試験時間は…
造形:9時30分~10時15分
言語:16時42分~
待ち時間6時間以上。
ひどいw
最終受験者が、16時46分~なので最後から2番目でした。
(言語の試験室は1~35番まであるので同じ時間に受験する人が何人もいます)
★ここで受験番号を見間違えて試験時間を間違うとシャレにならないので、番号の確認は何回も慎重に!
私は20回くらいは見直しました(笑)
【8:45 ガイダンス開始】
受験者ごとに実技試験の時間は違うのですが、ガイダンスには全員出席しなければなりません。
今回は「まず最初に地図に訂正があります」と言って、試験室の番号が修正されました。
これは聞き逃してたら該当の人は結構大変だったかも。
後はほぼ「実技試験にあたっての諸注意」に書かれていることを読み上げるだけでした。
質問があったらこの時にするといいかも知れません。でも、造形の試験開始前と言語の控え室ではそれぞれ質問しても大丈夫そうな雰囲気でした。(そんな間際になって聞くこともあまり無いと思うけど)
あと、正直万が一遅刻してしまってガイダンスに間に合わなくても、
自分の試験開始までに着ければ大丈夫な気がします…。
ガイダンスは出欠取る訳じゃないし、タイムスケジュールはその辺の受験者に聞ければ…
【9:05 ガイダンス終了→試験室に移動】
今回東京会場は受験者がとても多かった=試験室も多く設置されていて移動が大変でした。
ガイダンス終了後は各自試験室や控え室に移動するのですが、地図を片手にうろうろする大量の迷子が発生してました(笑)
いや、笑い事じゃなく、造形の試験は9:20から説明開始、9:30から試験開始なので意外と時間が無いんですよね。トイレも大行列だし。
大学の構内ってどれが何号館か分かりづらくて、地図見てもどこに行けばいいのやら…
近くにいた人がスタッフさんを捕まえて「ここどこですか?!」と聞いていたので、便乗して自分の現在地を把握しました。
【9:20 造形試験説明】
席に着いてまず色えんぴつ等の設置をします。
私はネットでいろいろ調べたあげく、タッパーのふたに色鉛筆を移して机に置きましたが(机が狭かったり斜めになってたりすると色鉛筆のケースでは置きづらいとか見たため)、周りの人ほとんどが色鉛筆のケースそのまま使ってました。張り切り過ぎた人みたいでちょっと恥ずかしかったw
【9:30 造形試験開始】
45分の制限時間でお題に沿った内容の絵を描きます。
今回の問題は「5歳児クラスの好きな動物をテーマにした粘土遊び」で「子ども3名以上、保育士1名以上」を描くこと、
というものでした。
ややこしい課題が出されると思ってビクビクしていましたが、
今回のお題は易しめだったと思います。
一応課題に沿った絵は描けたと思うのですが…。
【10:15 造形試験終了→池袋でランチ→一度自宅に帰る】
3時間以上空き時間が出来るようだったら池袋に行こうと思っていたのですが、まさかの6時間待ちだったので池袋どころか自宅に帰れるわ!ってことで、池袋でちょっといいランチを食べてから自宅に戻りました。
自宅では言語の練習が出来たので結果オーライ…。
★控え室等で発声練習をすることは禁止されているので、空き時間はカラオケボックス等に行く人も多いようです。
会場近くのお店は混んでいると思うので、電車に乗って少し離れるのもお勧めです。
電車遅延には気をつけて!
【15:30 言語待機室に入る】
20分前には待機室で待機していること、と記載がありましたが、余裕を持って一時間くらい前に待機室に入りました。
私の指定された待機室は大学の食堂でした。
テーブルごとに試験室の番号の札が置いてあって自分の試験室番号のテーブルに座ります。
席に着くとしばらくしてからスタッフの方が在席確認に来ました。
名前を言うと「えっと・・試験開始までだいぶ時間がありますが・・」と言われましたw
ちょっと早すぎたか。
時間があったので、スマホをいじったり、本を読んでみたり、頭の中で言語のお話を復習したり、飲み物を飲んだり、お手洗いに行ったりしてました。
【16:20 再び在席確認】
もう一度席にいるか確認されて「あと10分ほどで移動しますので」と言われました。
【16:30 試験室前に移動】
私の前までは4人ずつくらい呼ばれてスタッフの方の後について行きましたが、最後から二番目だったため、私と最後の人の二人で移動になりました。
試験室は待機室を出てすぐの階段を上った二階でした。
試験室の前には5つほど椅子が用意されていて、そこに座って待つように指示されます。
待っている間に別のスタッフの方に「受験票を確認します」と言われたので、受験番号と名前を見せました。
【16:42くらい? 言語試験開始】
時計が無かったので時間は曖昧です。
スタッフの方がドアを開けてくれて入室、番号シールを二名の試験官に渡して試験スタートです。
私は「おむすびころりん」のお話をしました。
緊張して棒読みだったけど、あがり症の私にしては上出来だったと思います…。
今思えば声が小さかったかな。園児を想定した踏み台に子どもの絵が貼ってあって、さらにその後ろに試験官がいるので結構距離があるんですよね。
終わって外に出たらもう暗くなっていました。
実技試験で注意した方がいいと思ったこと
・予想はしていたけど近くのコンビニは混んでいます。
池袋に向かう時にちらっと見たらおにぎりの棚は空っぽでした。
私はお昼が必要な時間になったら池袋に行こうと思っていたので
念のためのチョコレートくらいしか持っていきませんでしたが、
お昼ご飯が必要な人は地元から持ってくることを強くお勧めします。
大学構内に自販機はあったけど、飲み物も持って行った方がいいと思います。
・トイレ混んでます。
乗換駅等や時間のある時に、早め早めに済ませておくことが大事!
・言語、音楽は面接も兼ねているというのが定説のようです。
爪は切る、ピアスは外す、清潔感のある服装は意識した方が良さそうです。
服はスーツの人はいませんでした。
きれいめカジュアル風のかっこうの人が多かったです。
・男性も結構お見かけしました(なんとなくギター所持率が高かった気がします)
男性も気後れせずに受験してきてくださいね。
実技試験の感想
こんなに大勢の人が同じ目標でがんばってるんだと思ったらなんだかすごく楽しかったです。緊張はしたけど、心地よい緊張だったというか。
実技で大体5人に1人は落ちるようなのですが、自己採点が出来ないので結果が来るまでそわそわしてました。
多分受かるだろうと思っていたら言語32点でちょっと冷や汗出たw